「とうまん」―。それは札幌の歴史を紡ぐ素朴な味。
いつもお世話になっています、バナナチップボーイです。
今日は私が子どもの頃から親しんでいる札幌のソウルフード「とうまん」についてお話ししたいと思います。
では、「とうまん」とは、なんでしょう??
そういう人は自分の周りでも若い世代にぼちぼちいました。
結論から言うと、「とうまん」とは札幌で半世紀以上の歴史を持つ、老舗冨士屋が製造販売している一口サイズのお饅頭(?)です。
表面には焼き印が施され、中には甘さ控えめの白あんがたっぷりと詰まっています。
このお菓子は、その素朴な味わいで、札幌の人々に長く愛され続けてきました。
冨士屋の始まりは1952年。
70年以上にわたり、札幌の地でその伝統を守り続けているとのことです。
私、バナナチップボーイは、この「とうまん」を知ったのは、まだ言葉を話せないほど小さな頃でした。
良くうちのばーちゃんが丸井今井に行っていたんですわ。子供の頃の、ミニバナナチップボーイを連れて。
店の前通ると、中がガラス越しに見えて、とうまんが自動でがっちゃんこと作られていたのを覚えています。
↑ちなみに今もその機械と店の中は見えるようになっている。
丸井さんと言えば「とうまん」。「とうまん」と言えば丸井さんというくらい切っても切れないお菓子で、本体にもバッチリ「丸井今井」のモンモンが入ってます。
↑モンモンじゃねーよ!
ちなみに札幌駅の構内にも店舗があります。
こちらには入っていなかったような記憶が…。
しかしながら味は同じだったはず。
丸井さんのと同じ素朴な味わいが楽しめるのです。
ついつい多めに買ってばくばくと食べてしまう人が多いかと思います。
今回のものは「丸井今井」で購入したものですが、気になった方はぜひ札幌駅の地下でも購入できますので立ち寄ってみてください。
地元の人はもちろん、ちょいと出張に来たり、旅行に来たりした人はこちらのほうがアクセスは掛けやすいかも知れません。
富士屋の「とうまん」。
このお菓子は札幌市民にとっての思い出の味であり、歴史の味でもあります。
もし札幌に足が向いたら、ぜひ、この街の歴史の味を感じてみてくださいね。バナナチップボーイ