はい、どうもバナナチップボーイです。
今回はちょいと変わった出会い方をしたとある一冊の本についての話でした。
タイトルは「レーエンデ国物語」。
もうすでに知っている人もいるかと思う。
書店に行けば、平積みになって目に付くところに置かれているのではないかと思うのだ。
ちなみにバナナチップが買いに行った時はそうなっていた。
ともあれ、この本についてだが、物語とあるようにそのまま物語である。
ではどういう物語かというと昨今、流行りのファンタジーものである。
とは言っても、いわゆる「なろう系」ではなく、近年では珍しいタイプの骨太な世界観のファンタジーもののように感じる。
↑この記事を書いている段階では、まだ内容は確かめていない。
この本と出会ったのは運命とでもいうべきか、Xで広告が流れてきたのである。
まあ、マンガにしろ小説にしろ、そういう類のものは度々流れてくることがある。
いつもは気にせず…というか、気にもならないので、これまたこちらも流しているが、今回はちょいと気になって広告をマジマジと見てしまった。
本屋大賞…。
数年前からたまに見かけるようになった単語である。
なんでも出版側が主催しているのではなく、書店が投票によって決めるという趣旨の賞だそうだ。
割と売れ筋のものが選ばれるような印象があり、総じて外れがないという中々読者に損をさせないタイトルが名を連ねているとバナナチップは個人的に認識している。
しかしながら、この本屋大賞でファンタジーが選ばれるというのは、あまり覚えがなかったので、ちょいと流れて来た広告に目を奪われたわけてある。
つまりのところ、まんまと相手側の思惑にハマってしまっていたw
そんなわけで早速ひさびさに書店に走り、お目当ての本を探した。
幸いにも上記したように平積みになっており、すぐに「レーエンデ国物語」は見つかった。
ちなみに続編と思しき物を含めて現在、シリーズは3冊出ているようだ。
3冊までなのか、それともこれからも続編が出るのか。
とりあえず、最初の一作目と思しきタイトルを手にレジに向かうのだった。
なんだか、新刊を買うのは久しぶりである。
本自体、かなり久しぶりであり、日本製のファンタジーともなればなおさらであった。
カバーはハードタイプではないが、なんだか高級感のあるデザイン。
厚みはかなりあります。軽くツーフィンガー分である。
文字は昔の銀河英雄伝説みたいな新書サイズによくある1ページに上下にびっしり書かれているタイプではなく、文庫などと同じ形式だった。
さっと見た感じ、指輪物語のようなハイファンタジーまではいかないが、ロードス島戦記やアルスラーン戦記のようなヒロイックファンタジーというほどでもなさそう。
程よくバランスの取れた雰囲気っぽく、内容は堅くもなく、それでいて骨太な感じがする。
昔の角川文庫とも洋書とも違い、なろう系でもなく、はたまたそれ以外のファンタジーものという感じもしない。
それでいてバナナチップの世代が好きそうな匂いがぷんぷんとする作品である。
こういうのは表紙を捲ると大体、登場人物の簡単な説明書きがあり、挿絵などはほとんどなく、表紙にそれっぽいキャラが描かれているだけというのが王道だが、これはきちんと主要キャラの全身像が描かれている。
しかもかなり細かく地勢が描かれているという、ありそうで中々ない感じである。
うーむ、これは期待できそう。
あとこんなものが。
カードが挟まってました。おまけかな??
多分、物語の人物の一人だと思う。
中々気合の入った販促である。
ちなみにこんなものも入っていた。
よく書店のなんか宣伝みたいなのか書いてある紙製のしおりもどきみたいのが入っていることがあるが、これはプラ製である。
きちんとしおりのように見えるが、しおりだろうか??
そもそもこれって書店側が入れるのか、それとも出版社が入れるのか。
そういえばAmazonなんかのネット通販で新刊注文してもこういうの入ってたことあったっけ??
その辺りの記憶が定かではないが、もし書店側がこういうの用意しているとしたら、それはもうなんだか本屋に買いに走った甲斐があると言うもの。
今回は札幌駅の紀伊国屋書店で購入したが、やはり、本屋でお目当ての本を買う時はテンションがあがるのだった。
まあ、そんなかんだでやはりこの出会いは運命だった気がする。
あまりにも流れるようにして手の内に滑り込んで来た一冊でした。
上記しているように今まで「ありそうでなかった」という雰囲気が全体から漂っている「レーエンデ国物語」。
これからそのお味を確かめたいと思う。
そして、ネタバレしないように読後感などをこのブログで語りたいと思ってもいます。
というわけで、続編を待て。
本日は長くなってしまいましたが、記事を読んでくれてありがとう。
ぜひ、YouTubeの本チャンネルやアルファポリスの自作小説も併せて、これからもよろしくお願いします。
バナナチップボーイ
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